キルミーアンソロ「苺とチョコレート」について①

2012年に放送されたアニメ「キルミーベイベー」私はこのアニメの1ファンとしてイラストやら漫画を描かせていただいてますが、このキルミーでですね、1番特徴的なのは「キャラクターの設定」だと思っていますし、皆さんの中にも、そうだと思っていらっしゃる方は多いと思います。

 

キルミーベイベーのキャラクターの設定といえば、ソーニャちゃんが殺し屋、あぎりさんが忍者、そしてやすなが一般の学生ですね。(ん?だれか忘れてるって?誰かn)

 

ここでこのアニメ(漫画)がある意味非日常的であるといえますが、やすながソーニャちゃんと、あぎりさんと知り合いで、且つそれが当たり前のように生活しているからそれがやすなにとっては「日常的」で、このアニメ(漫画)はそういった意味で日常的とも言えます。

 

殺し屋が友達って、どんな感じなんでしょうか。もしかしたらある人は殺し屋だと気づいた途端にゾッとして離れてしまう人もいるだろうし、「えー!なんか特別な感じがするな!」と誰かさんみたいにわさわさ近づいてなんとなく友達でいる…という人もいる(?)んじゃないでしょうか(マジレスすればたぶんソーニャちゃんじゃなければ殺し屋だとバレた瞬間友達をやめるどころか暗殺しそうですけど)。

 

まあそれはともかく、キルミーベイベーの公式アンソロジー、読んだことのある方はこのブログを見る方であれば大抵の方は見たことあるんじゃないでしょうか。

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これですね。今売ってるか分からないんですが、気になる方は買ってみてください。

内容を大体で言えば、前半部分はファンブック、後半が豪華漫画家陣のアンソロジーと座談会レポ、初期設定などです。まあファンブック&アンソロジーコミックって題ついてますしね。

このアンソロジーコミックの中でですね、私が!1番!好きな漫画があるんですよ。それが袴田めら先生が描かれた「苺とチョコレート」です。

袴田めら先生といえば、私は百合漫画の先生、とイメージしてしまうんですけどまだ袴田めら先生の単行本は買ってません(すいません)。絵柄はとても可愛らしいです。「つぼみ」で読んだ気がするなあ…(曖昧)。

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 これですね。今回はこの「苺とチョコレート」について、自分なりに考察?というか軽くメモしたいと思います。良かったらこの先もお付き合いくださいね。ネタバレバンバンありますのでご注意ください。

 

↓ここから先ネタバレあり

 

 

 

さて、この「苺とチョコレート」についてですね、軽く振り返りましょう。

 

ある日、やすなは事故現場を目撃する。

「ああ、少し高揚してしまった」

日常に生きているやすなにとっては、非日常は刺激的で魅力的である。

「人が死ぬことについてどう思う?」

ソーニャちゃんに聞いてみたい。でも、殺し屋のソーニャちゃんにとっては死は当たり前なんだろうなあ。

やすなはチョコレートのアイス、ソーニャは苺のアイス。

「例えばこのアイスに毒が塗ってあって殺されたらどうしよう?」

それでもやすなは、ソーニャから差し出されたアイスを食べる。

「うん おいしい」

 

とまあこんな感じです。

 

この漫画ね、たぶん賛否両論あると思うんですよ。例えば

 

・普段のキルミー頭身じゃない!

・やすなはバカだから事故現場で高揚なんかしない!

・ソーニャちゃんはニコニコ顔でアイスをやすなにあげたりしない!

・なんかシリアス!

 

とかですかね。まあ確かにそういった点で、キルミーじゃないよ!!って思われる方もいるとは思うんですが、私はやっぱりそのような意見がある中でね、この漫画が素晴らしいなあ!と思った部分がたくさんあるんですよ。そういった部分を、この次の記事で書いていきたいと思います。良かったらこの次も読んでくださいね。それではまた。